2021-04-15 第204回国会 衆議院 憲法審査会 第1号
むしろ、緊急時の権力行使において、実体面、手続面で枠づけをきちっとしているまともな緊急事態がないこと、それを平時に冷静に議論していない状況こそが危険な状態を今生んでいるというふうに思いますので、少なくとも、コロナ禍が継続している今、日本社会でどんな憲法上の課題が生まれているのかを整理する作業が開始されるべきですし、各国の緊急事態条項がコロナ禍でどのように機能していたり、どんな課題が生まれているのかということは
むしろ、緊急時の権力行使において、実体面、手続面で枠づけをきちっとしているまともな緊急事態がないこと、それを平時に冷静に議論していない状況こそが危険な状態を今生んでいるというふうに思いますので、少なくとも、コロナ禍が継続している今、日本社会でどんな憲法上の課題が生まれているのかを整理する作業が開始されるべきですし、各国の緊急事態条項がコロナ禍でどのように機能していたり、どんな課題が生まれているのかということは
競争法執行面における収れん、実体面のみならず、その手続面における収れんというものも重要な課題だと思っておりまして、先進国の協力の枠組みを通じましてそういった活動にも積極的に貢献したいと考えておるところでございます。
今般、こうしたことから、株式の所有権という形式面ではなくて組合という実体面に着目して、届出義務者をファンドに一本化することとしたわけでございます。 こうした点で、むしろ緩和して隠れるということがないのかというお尋ねでございました。
実際、多国間の取組といたしまして、競争法執行における手続面及び実体面の収れんの促進を目的として二〇〇一年に発足いたしました国際協力ネットワーク、略しましてICNと申しておりますが、こういうところにおきましても、具体的にベストプラクティスをつくって、ハーモナイゼーションを図っていこうという試みが進められておりまして、私どもも積極的にそれに貢献しているところでございます。
さらに、都市農業振興計画においても、生産緑地に限らず、農業が今後とも展開されることが確実な農地については、その機能や役割を実体面から再評価する必要があり、震災等の不測の事態に備え、あるいは食料自給率の目標を支える観点からも、その維持、継続が図られるべきであるというふうに明記されております。
その実現のため、実体面及び企業の透明性の向上や不確実性の排除といった手続面も含めた十五の行動計画の下、包括的にBEPSに対する諸措置を勧告している。日本は、本プロジェクトにこのような問題意識を強く共感し、また、取りまとめられた対応策を高く評価している。これら対応策により、企業間において公正な競争条件が整い、納税者の公平感や税制に対する信頼が確固たるものとなるであろうというコメントでした。
それは、実体面でも、放送法を初めとしたさまざまな規制があります。そして、総務大臣の許認可権限のもとに置かれています。そして、経営委員会の統制があり、予算や人事に対する国会の統制があり、その分、手続面が非常に重くなっているんですね。
じゃ、次のまた質問に入りたいと思いますが、この手続事例集によれば、意見聴取の状況等、資料の四の③のところにちょっと書かせていただきましたが、等ですね、「等」には、全過程のうち、不合理性を判断するために必要とされる手続面の要素であって例示される以外のものや、基準の内容、最終的に支払われる対価の額といった実体面の要素の全てが含まれますとの記述というか、そういう説明があるわけであります。
当初、WIPOにおいて各国の特許法を調和させることを目的に議論をされてきましたけれども、結局、特許審査の実は実体面というものには踏み込まず、これを除いて手続面に関する本条約が実現したわけでございます。
その後、米国においては二〇一三年に先願主義の方が導入されて、実体面も含めた国際調和について、これからは議論を進めていく状況が整ったように私には思えます。また、特許協力条約における出願件数は、米国に次いで日本は二位となっておりまして、実体面を含めた国際調和が進むということは大変大きなメリットがあるのではないかと思います。
これは、これらの国々が意匠権の登録に当たりまして意匠の新規性あるいは創作性といった実体面での審査を行っていないものですから、一回の書類で複数の意匠をその中に出すということでありましても、各々の意匠に係ります追加的なコストが小さいということなどによるものと考えております。
先ほどのとおり、実体面で子供の意思というものが判断要素になるわけですから、子供にも即時抗告権があるというのは当然だろうというふうに思います。 一方で、国内の家事事件手続法では、子の監護者の指定や変更、それから親権者の変更の審判について、子の異議申し立て権を認めておりません。
長期というのは実体面で考えるんだけれども、長期については、長期実質実効レート、長期名目実効レート、これがどういうふうにして決まっていくかということが大事なんだけれども、大きく言えば、交易条件とそれから購買力平価、物価の長期的な水準で決まってくると思ってもいいと思いますね。
内容を見ますと、かなり実体面の要素、こういったものも相当大きいわけでございますけれども、金融機関につきましても様々な声があるわけでございます。
ということはどういうことかといいますと、信用収縮の結果として実体経済にマイナスのインパクトが及ぶ、こんなことが生じてきたわけでありまして、結局のところ、金融面と実体面が、マイナスのスパイラルといいますか、負の相乗作用を起こすようになってきているというのが現状でございます。
私どもは、日本銀行は主として国内の経済・物価情勢というものを中心に政策判断をしているということでありますけれども、同時にこうした世界の金融の流れ、特にリスクが偏ってとられてはいないか、偏ったポジション形成がなされていないか、そうしたことの大きな巻き戻しがあれば、これは改めて経済、物価という実体面に悪い跳ね返りを起こすリスクがあると。
食料・農業・農村基本法で新しい農政をスタートいたしましたけれども、その中で、実質的に効果があるのは何かというのをつらつら考えますと、食料・農業・農村基本計画で四〇%の自給率を四五%にという、あの部分が一番脚光を浴び、法律の実体面として浮かび上がってきたんじゃないかと思っております。
したがいまして、公判整理手続は、事件の実体面について心証形成を目的とするものではなくて、実際に裁判所が心証を形成することもないわけでございまして、受訴裁判所が公判前整理手続を主宰しても起訴状一本主義に抵触するものではないというふうに考えておるわけでございます。
ただ、御指摘のとおり、事件の内容にわたるようなことについてでございますけれども、例えば、事件の争点、あるいは争点と取り調べる証拠との関係など、いわゆる実体面の点につきましては、これは基本的には、公判手続におきます冒頭手続あるいは公判前整理手続の結果の顕出とか、そういうふうに明らかになるもの、これによって順次行われていくということでございまして、審理に入った以降、評議の場でも行われますし、公開の法廷でも
本改正法案は、関係者の工夫により行われてきました破産手続の運用を明文化し、迅速化、合理化を更に図るとともに、他方、実体面においては、現代の社会経済情勢、状況に適応した権利関係の調整を図るものであって、全般的に見れば関係者にとっては有意義な法改正であると考えています。